いんじゃとの出会い

こんな夜遅くに、どこへ行くのかの?

僕は1人、夜道を歩いていた。
あたりは闇に包まれ、静寂としていた。

こんな夜遅くに、きみはどこへ行くのかの?

ぼんやりと歩いていたところに道端の雑木林の中から背の低い影が現れた。

道に迷ってはおらぬか?道はいつも明るいとは限らんからの。

姿をあらわしたおじさんは何かを教えてくれるような気がした。
ローブの内側にはびんに入った蛍光色の液体を持っているのが見えた。

おじさんは何者?

『いんじゃ』であるおじさんはあなたにお話をします。人生に迷ったとき、日常に違和感を感じるとき、おじさんが解決のきっかけになるかもしれません。少し話した限りでわかったことは、おじさんは大のゲーム好きだということ。たびたびゲームの話をするかもしれませんが、ゲームにさほど興味がないあなたも、ゲームが大好きなあなたも、話の相手をしてあげてください。

最近の親はすぐゲームを否定するが、果たしてゲームはただの時間の無駄かの?ゲームをするなら勉強をしていたほうがいいのかの?